10日午前4時40分頃、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮の本殿前にある県指定天然記念物「大銀杏」が、根元から折れて倒れているのを警備員が見つけた。9日夕から続いた強風が原因とみられる。大銀杏は幹回り6.8メートル、高さ約30メートルで樹齢は1000年とされる。
右の写真は、昨年10月3日に参拝した際に撮影したもの。銀杏とは思えないほど太い幹と、樹齢1000年とは思えない枝葉の力強さに感嘆した。
この大銀杏は専門家によると「回復不可能」だそうだ。自然の摂理とはいえ、この大銀杏が二度と見られないと思うと残念でしかたがない。
怪我人がなくて幸いだが、宮司様はじめ関係者の胸中お察し致します。
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