今日は春彼岸の中日。西来院では正午より彼岸会法要が厳修され、お参りの檀家さんで賑わった。
彼岸とは、煩悩を脱した悟りの境地のこと。煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸(しがん)」と言うのに対して、迷いの無い仏様の住む世界を向う側の岸「彼岸」という。春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間は此岸から彼岸が垣間見えるそうな。そのため全国の寺院では彼岸のご先祖様に思いよ届けと言わんばかりに彼岸会法要やお墓参りが行われる。
雨混じりの黄砂が車や窓ガラスを汚し、日中なのに夕方のような暗さ。それにもかかわらずお参りくださって本当にありがとうございます。
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