4月19日12時半より、例年の如く西来院涅槃会が行われた。当日は生憎の空模様だったが、御檀家様や地域の方々約30名程がお集まりになり、近隣・遠方のご住職様と友人僧侶16名のお力添えにより無事円成した。
お釈迦様(涅槃図)に様々なお供物を捧げ(献具)、大勢の僧侶達で焼香(出班焼香)し礼拝をする。曹洞宗では色々な法要が行われるが、涅槃会は特に荘厳である。
法要の中盤では維那(いの)と呼ばれる法要をリードするお役の和尚様によりお釈迦様の御覚りの功徳を讃えた疏(しょ)という文言が読み上げられる(宣疏)。今年の維那和尚は土崎港の蒼龍寺様。
最後は随喜の僧侶全員で読経。一時間近くにも及ぶ法要は幕を閉じる。
随喜の和尚様方、お参りの方々、裏方で支えてくれたお手伝いの皆さん、本当にありがとうございました。
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