
大雄山最乗寺 石附周行老師
昨日は大町第一会館で研修会。講師は神奈川県最乗寺住職・石附周行老師。最乗寺というよりは足柄の大雄山という名のほうが通りがよいかもしれない。曹洞宗の名刹であり、道了尊を祀る関東屈指の霊場として有名。私も昨年お参りしてきた。
「瑩山禅師の伝光と御移転100年後の課題」と題して開催された研修会。禅師のみおしえである「洞谷山尽未来際置文」よりの「瑩山今生の仏法修行は、この檀越の信心によって成就す」という一文を引き合いに出し、禅師は同事行(檀信徒と共に歩むこと)の大切さを説いておられた、などなど、僧侶として大切な事を講義してくださった。
また、来年は大本山総持寺が能登から鶴見へと移転して100年の節目という。それに絡めて総持寺僧堂(修行道場)の振興や本山運営の確立等の提言も。とても中身の濃い1時間半の研修会でした。
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