3月22日~23日にかけて曹洞宗秋田県宗務所徒弟研修会が行われた。徒弟とはお寺の弟子のことだが、主に秋田県内曹洞宗寺院の子供達を対象に毎年開催される。
徒弟研修会の歴史は古く、今現在秋田県曹洞宗寺院の御住職の中にも少年期に参加ことがある方は少なくないだろう。
昔の徒弟研修はお寺に泊り込み、得度をしている子供は袈裟をまとい坐禅や読経をするという、さながら修行体験のような厳しい研修だったらしい。参加者もそれなりにいた。
しかし少子化の現在、年々参加者は減り、今年は僅か4名・・・・。参加してくれるだけでありがたいやら、嬉しいやら、蝶よ花よと大事に指導。研修というよりレクレーションのような徒弟研修に。
丸一日子供達と過ごし自分の少年期を思い出してみた。今の子も三十代男性の少年期もそんな変わらない。「最近の子供は~」なんて都会の話なのかな?
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