彦根といえば「彦根城」。姫路・松本・犬山城と共に国宝四城の一つに数えられるこの名城は、週末のということもあっただろうが、「井伊直弼と開国150年祭」というイベント中の為に観光客でごった返していた。
表門より入城し、緩やかな石段を登ると架け橋が見えてくる。その橋を中心として左右に渡り建っているのが天秤櫓といわれる建物。
時代劇の撮影などにも使われるこの櫓、決して左右対称ではないのだが均整のとれた美が非常に高く評価されているらしい。ここを抜けしばらく歩くと国宝の天守閣が見える。
この三階三重白亜の天守閣は、壁との対照が際立つ屋根瓦のシックな雰囲気に各層の見事な破風が日本の城の美しさを際立たせる。本丸にあった数々の建物は今は無く、天守閣のみというのは少し寂しいが・・・
内部の拝観は行列のためにゆっくりと見ることが出来た(笑)
複雑に湾曲した梁、遙かには琵琶湖、眼下には大名庭園玄宮園が。
天守を降り、玄宮園~馬屋と見学。一時間半かけた観光を終えた。
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